怒涛の数日間がふわーっと過ぎて行った。
すみだ、湘南、一緒に往復してくれた翔くん、ゆみちゃん、
NYからきた天使みたいなDel、
一緒にライブ手伝ってくれたVicky、
みんな本当にありがとう♡
各地ライブにお越しくださった皆様、どうもありがとうございました♡
1月は誰かのおうちのお客になったり、うちにお客が来たり、ずっとそんなふう。
そろそろ母も来てくれるし。
こういう人の出入りが多いのも久しぶりでとってもうれしい。
子どもの時から、家で母と二人きりになることはほとんどなくて、
だいたい山から(と私たちはいつも言ってる)大量のいとこの誰かがうちの子として住んでいたので、
日本に引っ越してくるまで、一人っ子という感覚がよくわからなかった。
大学の途中から一人暮らしするようになって、
その時も家が学校から近かったこともあって、なんやかんや人が集まって、
友達が居候したり、誰か外国から来たらうちに泊まってもらったり、
アメリカに住んでた時も、ルームシェアだったから常に人がいっぱいいたし、
ルームメイトそれぞれが泊りに来るような友達を持っていたので、
しょっちゅうリビングに誰か寝てたりして、
そういうのが好きで当たり前だと思ってたところに、やっと戻ってこれたな。
みんなでなんとなく楽しくなんとなく休んで、仲良くしたいね。それしかないよ。
というわけで本日の写真、チームカフェこと、福祉ピザ&パスタレストランMamma Miaで働くみなさんの歌のグループと一緒に、音楽の時間 by 赤須翔。
みんなで即興で自己紹介の歌を歌ったり、一緒に歌詞作ったり、替え歌作ったり、いろんな歌を歌いました。
笑いながら崩れ落ちる人も、じっと座ってる人も、書記をテキパキ担当してくれる人も、歌詞のセンス光る人も、山羊の真似が大好きな人も、
歌ったり歌わなかったり。音楽っていいもんだね。楽しみも友達も増えたよ。
そしてこうやって家でひとり、みんないなくなって、音楽もかけずにただ静かに過ごしてる時間もすごく好き。
あけましておめでとうございます。
2019年もどうぞよろしくお願いいたします♡
あっという間だったお正月。
2018年もいろいろあったけど、終わってみれば全部あっという間だった。
振り返ってみて何より大きかったのは引越し。
今はじめて東京以外の日本に住んでいます。
都心からたった1時間半くらいで着くから、
東京に住んでる頃は、この辺も東京の続きなんだと思ってたけど、全然違うんだね。
東京を出たい願望、
思い返してみると、一番最初に湧き上がったのは小学3年生の頃、
台湾から日本に引っ越してきた次の年のことだ。
当時アメリカに不動産を買おうとしていたらしい父が、
たぶん、ちょっとした自慢心で私にひらっと見せびらかしたたその家の写真が、
森の中、池の横にひっそり建つ、あまりに素敵な家の写真だったので、
私は今にもその森へ越していくような気持ちで、
英語の挨拶についての本を図書館で借りて、何度も読んだ。
その後、そのアメリカの森の家について、父に何度聞いてもはぐらされるばかりで、
そこから結局なんだかんだ、17年間、東京の6つの町に住んだ。
その後、台湾、東京、アメリカ、と住んで、また東京に戻ってきて、そして去年。東京をついに出た。
はじめて今の家の近くへ来た時、なんだか昭和みたい、というか、自分の好きだった日本の残りみたいのがあって、
(駅前ではビルの合間の広場でちょっと大きいテレビのスクリーンにお相撲うつしてて、タバコ吸いながらそれ見てる人が集まってるとか)
こんなのどうせ近い将来なくなるのかもしれないけど、でも久しぶりにうきうきして、そしてすごーくほっとした。
こうやってちょっとでもいいからホッとしたかったんだな、とも思った。どうせこれからどんどん大変になるんだから。
昨日は近所で新春お年玉コンサートがあり、東京からギターの加藤一平くんが来てくれた。
冬らしいよく晴れた青空、ぽかぽかして、雲ひとつなく、周りにカラス以外誰もいないうちの駐車場でタバコを吸いながら、
こんなに平和で不安になる、と言ってた。映画だったらこの後何かとんでもないことが起こる、って。
その時はギャハハとか笑って、コンサート会場の福祉施設、亀吉に着いても、一平くんは、ここなんでこんな平和なんですか、とか言ってて、
スタッフの方と「実はここ変な宗教だったりとかねー」とふざけてみんなで笑ったけど、
ふざけるまでもなく、確かにそんな世の中なんだった。とんでもないことは起きてる。
少し自分がほっとできる場所、お相撲広場も、海も、福祉施設も、見つけられてよかった。
昨日コンサートに来てくれた女の子、来る途中でぬいぐるみ落としちゃったんだって。見つかったかな。
登川先生の曲の途中で立ち上がって踊ってくれたおばあちゃん、台湾で生まれて沖縄に育ったんだって。
ここから私も少しずつ、みんなと生活しながら地域の世界の一員になっていきたいな。
よろしくね、2019年。