Eri Liao Trio 録音終了!

2日間で14曲、録り終えました〜!!!

スタジオトライブ&エンジニア田島さん、そしてファルコン、小牧さん、

心血注いで素晴らしい仕事をしてくださり、ほんっとうにありがとうございました!!!

 

初日はほぼ休憩なし(ゴメンなさい・・)でワンテイクで録れそうな8曲、

2日目はダビングしたり、遊び心で色々試したりの6曲、

濃密な2日間、終わってみたらあっちゅうま。もう夢のようだわ。。

ライブの雰囲気も、録音ならではの面白さも、どちらも入ったいいサウンドになってとっても嬉しい。

終わって小牧さんの車でみんなでとれたての録音聴きながら帰って、自画自賛、

メンバー本人たちより届けられた絶賛の嵐、

アルバム御殿を建てるだの、「名盤キター!」だの、

誰にも聞かれないのをいいことにギャハギャハはしゃいで、バンドの絆を深めました。。。いや、録音が充実しててすごい楽しかったんだよ!ということです。

 

今回の録音、基本的には、歌+ギター+ベース、or 、歌+ギター+ギター、

そこにファルコンのエフェクターふみふみサウンド、

時々私のパーカッション、

時々二人のコーラス、

の構成なのはいつものライブと同じですが、

今回の録音で使った楽器・小道具類をひとまず並べてみると: 歌、ギター5本(アコギ2、エレキ2、ナイロン1)、ウッドベース、コーラス(👨2、👩1)、シェイカー、トライアングル、台湾紅茶の缶、ヘアブラシ、ボトルネック、e-bow、ため息、

 

と、3人にしてこの盛りだくさんのラインナップ。どこで誰が何してるかも楽しみどころです。ちなみにため息は私ではありませぬよ。

今まさに録音聴きながら書いてますが、これはなかなかいい作品になりそうです。

「だって本人がそう言ってるくらいなんだから〜!」と興奮して母に電話したら、「本人が言ってるのが一番怪しいわよ」と返されましたが、本当なんです!!

 

自分がメインボーカルになる録音って今回がはじめてなのですが、

エンジニアの田島さんの用意してくれたマイク、相性が良かったのもあったのか、ものすごーく気持ちよーく歌えた。

プレイバック聴いてみたら、今まで自分の体の中でしか響いてないと思ってた、いろんな小さなことが全部細かいいろんな音になってて、

マイクってこんなことをするなんて、今の今まで知らなかった。

うまく言えないけど、自分の中にある感情、

些細だけどずっとある奥の方にある何かから、録音中のふざけておかしくなって大笑いしたいような気持ちや、舞い上がっていくほど楽しいような気分から、

とにかく湧き上がってくるものも、沈み込んでたものも、いろんなものを、ただ肯定してくれる誰かみたいっていうか、

不思議ちゃんみたいなこと言ってるけど、本当にそれくらい、あのマイクに向かって歌うのは不思議な出来事だった。たぶん全部出せたよ。吸い込み口みたいのがあった。

この録音を聴いて、うまく歌おう、とか、音程がどうとか、ああ、歌ってそういうことじゃないんだ、としみじみ思った。そう思って、ほぼ全く録り直さなかった。

本当に学ぶことの多い録音でした。

マイクもそうだけど、改めて、私がそこまで行けたのも、ファルコンと小牧さんの素晴らしい演奏、二人への信頼と田島さんの技術の確かさのおかげです。

 

コロンビアにいた頃、先生が私の書いてきたものを読んで、

「もっと深くに、こんな深いところまで来た、と思ったら、そのもっともっと先の、もっともっと奥のもっと深いところに。勇気を持ってそこまで行きなさい」

と、毎週毎週、ひたすら同じこの言葉をかけてくれたことをふと思い出した。

 

早くこのCDが形になって、たくさんの人に聴いていただけるよう、いろいろと頑張るでよー!手前味噌だけど、くり返すけど、本当にすごい、いいんだからねー!!

ライブとまた違って、たくさんの人たちと関わりながら一緒に作品を作っていくというのが、またこれから楽しみです。

うっほううっほう、頑張りマッスー!!